退院後や体力が落ちてきた時に、
「買い物に行くのが不安」
「荷物を持つとふらつく」
「人が多い場所を歩くのが怖い」
「以前より外出する回数が減った」
と感じる方は少なくありません。
買い物は、生活に必要な大切な外出の一つです。
しかし、実際には歩くだけでなく、荷物を持つ、商品を選ぶ、人を避ける、会計をする、帰り道を歩くなど、さまざまな動作が必要になります。
そのため、屋内では歩けていても、買い物になると不安を感じる方もいます。
この記事では、買い物に行くのが不安になる理由と、自宅で気をつけたいポイント、リハビリで確認したい内容について解説します。
買い物に行くのが不安になる理由
買い物で不安を感じやすい理由は、屋外歩行と生活動作が組み合わさるためです。
例えば、
・道路や歩道に段差がある
・人や自転車を避ける必要がある
・店内で方向転換が多い
・商品を見ながら歩く
・荷物を持って歩く
・会計や袋詰めで立っている時間が長い
・帰り道で疲れやすい
などです。
家の中では問題なく歩けていても、外では周囲に注意しながら動く必要があります。
そのため、買い物は「歩く力」だけでなく、バランス、体力、注意力、荷物を持つ力なども関係します。

買い物で困りやすい場面
① 店まで歩く道のり
買い物では、まず店まで移動する必要があります。
外の道には、段差、坂道、道路の傾き、信号、車や自転車などがあります。
病院や家の中のように平らな場所ばかりではないため、足元への注意が必要です。
特に、歩道の小さな段差や路面の傾きでふらつく方は注意が必要です。
② 店内で人を避けながら歩く
店内では、人やカート、商品棚を避けながら歩く必要があります。
前だけでなく、横や後ろにも注意を向ける場面があります。
狭い通路で方向転換をしたり、立ち止まったり歩き出したりする動きが多いため、バランスを崩しやすくなります。
③ 商品を選びながら動く
買い物中は、商品を見たり、手を伸ばしたり、かがんだりする動作があります。
上の棚を見る、下の商品を取る、横を向いて商品を探すなど、姿勢が変わる場面も多くあります。
歩いている時は安定していても、商品を取る時にふらつく方もいます。
④ 荷物を持って歩く
買い物の帰りは、荷物を持って歩く必要があります。
片手に荷物を持つと、左右のバランスが崩れやすくなります。
また、荷物が重いと歩幅が小さくなったり、足が上がりにくくなったりすることがあります。
杖を使っている方は、荷物の持ち方にも注意が必要です。
⑤ 帰り道で疲れやすい
買い物は、行きよりも帰りの方が疲れやすくなります。
店内を歩いた後に、荷物を持って帰るため、足腰への負担が大きくなります。
「行きは大丈夫だったのに、帰り道で足が出にくくなる」という方もいます。
買い物では、往復の距離だけでなく、店内で歩く時間や荷物の重さも考えることが大切です。
リハビリで確認したいポイント
買い物を安全に続けるためには、身体の状態と外出環境の両方を確認します。
① 屋外を歩く力
屋外では、平らな床だけでなく、段差や坂道、傾きのある道を歩く必要があります。
リハビリでは、屋内歩行だけでなく、屋外に近い場面を想定して歩き方を確認します。
足の上がり方、歩幅、ふらつき、方向転換などを見ていきます。
② 荷物を持った時のバランス
荷物を持つと、身体の重心が変わります。
片手に荷物を持った時、リュックを背負った時、杖を使いながら荷物を持つ時など、実際の買い物に近い場面を確認することが大切です。
③ 立ち止まり・歩き出し
買い物中は、歩き続けるだけでなく、立ち止まる、商品を見る、再び歩き出すという動きが多くあります。
歩き出しの一歩や方向転換でふらつかないかを確認します。
④ 体力と休憩のタイミング
買い物では、歩く距離だけでなく、店内で立っている時間も負担になります。カートを使うことで、支えが増えて歩きやすくなったり、頼ることで、疲れにくくなる方もおられます。
疲れてから休むのではなく、どのタイミングで休憩を入れると安全かを考えることが大切です。
⑤ 杖・歩行補助具・靴の使い方
買い物に行く時は、杖や歩行器、靴の選び方も重要です。
外出時の道の状況や荷物の持ち方に合わせて、補助具の使い方を確認します。
普段の靴が滑りやすくないか、足に合っているかも見直しましょう。
自宅で気をつけたいこと
買い物時の不安を減らすために、次の点を見直してみましょう。
・買い物に行く時間帯を混雑しにくい時間にする
・重い荷物は一度に持ちすぎない
・リュックやカートの使用を検討する
・歩きやすく滑りにくい靴を選ぶ
・休憩できる場所を事前に確認する
・雨の日や体調が悪い日は無理をしない
・必要に応じて家族やサービスに協力してもらう
大切なのは、「頑張って買い物に行くこと」ではなく、「安全に買い物を続けられる方法を考えること」です。
こんな時は専門家へ相談しましょう
次のような場合は、早めに専門家へ相談することをおすすめします。
・買い物中にふらつく
・荷物を持つと歩きにくい
・人混みでバランスを崩しそうになる
・帰り道で足が出にくくなる
・買い物の回数が減ってきた
・外出後に疲れが強く残る
・杖や歩行器を使った方がよいか迷っている
・家族が一人での外出を心配している
買い物に行く機会が減ると、活動量が少なくなりやすくなります。
外出が減ることで、体力や筋力の低下につながることもあります。
不安を我慢せず、早めに歩き方や生活動作を確認することが大切です。
京都で買い物や屋外歩行のリハビリを検討している方へ
京都市伏見区のエール神経リハビリセンター伏見では、退院後の歩行不安や生活動作の不安に対して、理学療法士が身体の状態を確認しながらリハビリを行っています。
買い物に不安がある方には、
・屋外歩行
・段差や坂道での歩き方
・荷物を持った時のバランス
・方向転換
・立ち止まりと歩き出し
・杖や歩行補助具の使い方
・疲れにくい歩き方
・外出に向けた目標設定
などを確認し、その方に合わせたリハビリ内容を提案します。
「もう少し安心して買い物に行きたい」
「外出する機会を増やしたい」
「家族に頼りすぎずに生活したい」
このようなお悩みがある方は、一度ご相談ください。
エール神経リハビリセンター伏見では、現在、特別体験も行っています。
よくある質問
Q. 買い物に行くのが不安なだけでもリハビリできますか?
はい。買い物には、屋外歩行、荷物を持つ動作、方向転換、立ち止まり、歩き出しなど多くの要素が含まれます。
歩く力だけでなく、生活動作として確認することが大切です。
Q. 荷物を持つとふらつくのはなぜですか?
荷物を持つと身体の重心が変わり、左右のバランスが崩れやすくなります。
特に片手で重い荷物を持つと、歩き方が不安定になることがあります。
Q. 杖を使いながら買い物に行っても大丈夫ですか?
状態によって異なります。
杖を使う場合は、荷物をどちらの手で持つか、リュックやカートを使うかなども含めて確認することが大切です。
Q. 外出後に疲れが強い場合も相談できますか?
はい。買い物では、歩く距離だけでなく、店内で立つ時間や荷物の重さも負担になります。
疲れやすい原因を確認し、休憩のタイミングや外出方法を考えることができます。
まとめ
買い物は、生活に必要な大切な外出です。
しかし、屋外歩行、人混み、荷物、方向転換、帰り道の疲労など、転倒やふらつきにつながりやすい場面もあります。
買い物に不安がある場合は、歩く力だけでなく、荷物を持った時のバランスや外出全体の流れを確認することが大切です。
京都市伏見区で買い物や屋外歩行に不安がある方は、エール神経リハビリセンター伏見へお気軽にご相談ください。
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