【着替えがしにくい方へ】服の脱ぎ着でふらつく理由とリハビリのポイント

退院後や体力が落ちてきた時に、

「ズボンを履く時にふらつく」
「服を着るのに時間がかかる」
「靴下を履く時にバランスを崩しそうになる」
「着替えの途中で疲れてしまう」

と感じる方は少なくありません。

着替えは毎日行う生活動作ですが、実際には、立つ、座る、片足で支える、前かがみになる、腕を上げる、身体をひねるなど、さまざまな動きが必要です。

そのため、歩くことはできていても、着替えの場面で不安を感じる方もいます。

この記事では、着替えがしにくくなる理由と、自宅で気をつけたいポイント、リハビリで確認したい内容について解説します。


着替えがしにくくなる理由

着替えでは、身体の向きを変えたり、手足を細かく動かしたりする必要があります。

例えば、

・ズボンを履く時に片足立ちになる
・靴下を履く時に前かがみになる
・袖を通す時に肩や腕を動かす
・服を整える時に身体をひねる
・立ったまま着替えてふらつく
・着替えに時間がかかり疲れてしまう

などです。

着替えは、単に服を脱ぎ着するだけではありません。

バランス、柔軟性、手足の動かしやすさ、座った姿勢の安定性、体力などが関係します。

そのため、着替えに時間がかかるようになった時は、身体の状態と着替える環境の両方を見直すことが大切です。


着替えで困りやすい場面

① ズボンを履く時

ズボンを履く時は、片足を上げたり、前かがみになったりします。

立ったまま行うと、片足立ちになりやすく、バランスを崩すことがあります。

特に、足が上がりにくい方や、片足で支える力が弱い方は注意が必要です。

座ってズボンを通し、立ち上がってから整えるなど、安全な方法を考えることが大切です。

② 靴下を履く時

靴下を履く時は、足元へ手を伸ばす必要があります。

前かがみになることで姿勢が崩れたり、息苦しさや疲れを感じたりする方もいます。

股関節や膝が硬い方、腰に不安がある方は、靴下を履く動作が負担になりやすいです。

無理に床へ手を伸ばさず、椅子に座って行う、足を台に乗せるなどの工夫も必要です。

③ 上着を着る時

上着を着る時は、肩や腕を後ろへ動かしたり、袖に腕を通したりします。

肩が上がりにくい方、片側の腕が動かしにくい方は、袖を通す動作に時間がかかることがあります。

無理に腕を引っ張ると、肩や首に負担がかかることもあります。

動かしにくい側から袖を通すなど、身体の状態に合った順番を確認することが大切です。

④ 立ったまま服を整える時

服を着た後、ズボンを上げる、シャツを整える、ベルトを締めるなどの動作があります。

この時に両手を使うと、身体を支える手がなくなり、ふらつきやすくなります。

立って行う動作は、手すりや椅子、壁の近くで行うと安心です。

⑤ 着替えに時間がかかり疲れる時

着替えは短い動作に見えても、朝や入浴後には疲れを感じやすい場面です。

特に、退院後や体力が落ちている時は、服を脱ぐ、着る、整えるだけでも負担になることがあります。

「着替えるだけで疲れる」という場合は、動作の順番や休憩の入れ方も見直しましょう。


リハビリで確認したいポイント

着替えを安全に続けるためには、身体の状態と環境の両方を確認します。

① 座った姿勢の安定性

着替えは、座って行うと安全になりやすい動作が多くあります。

リハビリでは、椅子やベッド端に座った状態で姿勢を保てるか、前かがみになっても安定しているかを確認します。

座った姿勢が不安定な場合は、椅子の高さや背もたれ、足の位置も見直します。

② 片足で支える力

ズボンや下着を履く時には、片足で身体を支える場面があります。

片足立ちが不安定な場合は、立ったまま着替えると転倒しやすくなります。

どの動作を座って行うべきか、どこで立ち上がると安全かを確認することが大切です。

③ 前かがみの動作

靴下やズボンを履く時には、前かがみになることがあります。

前かがみで身体が前へ倒れすぎないか、手を伸ばした時にバランスを保てるかを確認します。

股関節や膝、腰の動きも関係します。

④ 腕や肩の動き

上着を着る時には、肩や腕の動きが必要です。

腕が上がりにくい、後ろへ回しにくい、片側だけ動かしにくい場合は、着る順番や服の選び方を工夫する必要があります。

⑤ 着替える環境

着替える場所の広さ、椅子の高さ、服の置き場所、足元の物、照明なども大切です。

服やタオルが遠い場所にあると、手を伸ばす動作が増え、ふらつきやすくなります。

着替えに必要な物は、座ったまま手が届きやすい位置に置くと安心です。


自宅で気をつけたいこと

着替えでの不安を減らすために、次の点を見直してみましょう。

・立ったまま無理に着替えない
・ズボンや靴下は座って履く
・安定した椅子を使う
・足元に服やタオルを置きっぱなしにしない
・着替える前に必要な物を近くに準備する
・脱ぎ着しやすい服を選ぶ
・急いで着替えない
・疲れている時は途中で休憩する

大切なのは、「早く着替えること」ではなく、「転ばず安全に着替えられること」です。


こんな時は専門家へ相談しましょう

次のような場合は、早めに専門家へ相談することをおすすめします。

・ズボンを履く時にふらつく
・靴下を履く時に前へ倒れそうになる
・上着の袖を通しにくい
・片側の手足が動かしにくい
・着替えに時間がかかる
・着替えだけで疲れてしまう
・家族の介助が増えてきた
・安全な着替え方がわからない

着替えは毎日行う動作です。

少しの不安でも、そのままにしていると転倒や活動量の低下につながることがあります。

無理をせず、身体の状態と生活環境を確認することが大切です。


京都で着替え動作や生活動作のリハビリを検討している方へ

京都市伏見区のエール神経リハビリセンター伏見では、退院後の生活動作や歩行不安に対して、理学療法士が身体の状態を確認しながらリハビリを行っています。

着替え動作に不安がある方には、

・座った姿勢の安定性
・立ち上がり
・片足で支える力
・前かがみ動作
・肩や腕の動き
・服の脱ぎ着の順番
・着替える環境の見直し
・家族の介助方法

などを確認し、その方に合わせたリハビリ内容を提案します。

「着替えに時間がかかる」
「服を着る時にふらつく」
「家族に手伝ってもらう場面が増えてきた」

このようなお悩みがある方は、一度ご相談ください。

エール神経リハビリセンター伏見では、現在、特別体験も行っています。


よくある質問

Q. 着替えがしにくいだけでもリハビリできますか?

はい。着替えには、座る、立つ、片足で支える、前かがみになる、腕を動かすなど多くの動作が含まれます。

生活動作として確認することが大切です。

Q. 靴下を履く時にふらつく場合はどうすればよいですか?

まずは、立ったまま履かず、椅子に座って行うことをおすすめします。

足を無理に持ち上げたり、深く前かがみになったりする場合は、姿勢や椅子の高さも確認しましょう。

Q. 片麻痺がある場合の着替えも相談できますか?

はい。片側の手足が動かしにくい場合は、服を着る順番や支え方を工夫することで、動作が行いやすくなることがあります。

本人の状態に合わせて確認することが大切です。

Q. 家族がどこまで手伝えばよいかわかりません。

すべてを手伝うのではなく、本人ができる部分と介助が必要な部分を整理することが大切です。

安全にできる動作は本人に行ってもらい、不安定な場面を家族が支える形を考えます。


まとめ

着替えは毎日行う生活動作ですが、実際には多くの身体の動きが必要です。

ズボンや靴下を履く、上着を着る、服を整えるといった動作には、バランス、柔軟性、手足の動き、座った姿勢の安定性が関係します。

着替えがしにくいと感じる場合は、無理に続けるのではなく、身体の状態や着替える環境を確認することが大切です。

京都市伏見区で着替え動作や生活動作のリハビリを検討している方は、エール神経リハビリセンター伏見へお気軽にご相談ください。

 

 

 

 

 

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