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脊髄損傷とは

脊髄損傷とは脳から背骨の中を通る太い神経(脊髄神経)が外力などによって障害され、運動障害や感覚障害が出現する状態を言います。

損傷部位としては、頚髄(頸部の骨)、胸髄(胸部の骨)、腰髄(腰部の骨)、仙髄(仙骨部の骨)にわかれ、損傷部位より下の障害が出現し、より上の部位の損傷では症状は重度となります。

症状をおおきくわけ、運動麻痺、感覚障害、自律神経障害、排尿障害、排便障害などの様々な障害が生じます。
また、損傷では完全損傷と不全損傷とに分けられ、不全損傷では損傷以下の機能が使えたり、感覚がわかる場合があります。
原因としては強い外力によって背骨が骨折をしたり、背骨が大きく後ろに曲がることなどによってダメージが及ぶことです。(交通事故、高いところからの転落、プールへの飛び込み等)

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脊髄損傷の改善方法とは

脳や脊髄などの中枢神経系が損傷を受けたとき、基本的には自己再生することはありません。脊髄損傷でいったん麻痺に陥ってしまった機能が、自然に回復して完全に元に戻ることはありません。

 

だからと言ってただ手術して終わりではありません。それは脊髄損傷による障害を最小限にとどめることです。
たとえば事故で脊髄を損傷したと思われる際には、安静にしてすぐに救急車で病院に運び、損傷を広げないように処置します。また、麻痺をまぬがれた機能を使って日常生活を営めるよう、「リハビリ」を進めます。

 

近年では、再生医療の分野で脊髄損傷の治療方法が模索されています。
「幹細胞」がその一つです。細胞は、たとえば血液細胞や皮膚細胞など、それぞれ種類に分かれています。たとえば皮膚細胞を採取して培養する(成長させる)と、皮膚細胞として成長していきます。一方、幹細胞は「未分化の細胞」です。簡単にいえば、「培養することでさまざまな臓器・器官になれる細胞」ということになります。

リハビリ 画像

脊髄損傷のリハビリとは

脊髄損傷のリハビリでは、急性期に残存機能の評価をしっかりと行い、機能回復の予測をしつつ合併症の発生予防・治療を行います。
この合併症では尿路感染症・肺炎・関節拘縮・褥瘡などがあげられます。

 

回復期では、残存機能の強化を行い損傷レベルで獲得可能な移乗・移動動作などの基本動作や食事などのADL動作の獲得に向けて筋力強化や動作練習を積極的に行います。
不全麻痺などにて下肢機能の残存が見られる場合では、長下肢装具などの装具やマシーンを使って、歩行や立位運動を行い下肢への支持性を高めていきます。

 

慢性期では、麻痺部の筋緊張が高くなってしまう為、緊張を抑制しつつ機能強化や残存機能の維持向上を行います。

MSIアプローチ・SJFアプローチというリハビリ方法について

MSI(Movement System Impairments Syndromes)とは運動機能障害症候群のことです。
そして、MSIアプローチのコンセプトは体の姿勢や動きを正常へと導き、筋肉や骨の疼痛予防や回復を促すことです。
その中には簡単なエクササイズでの運動制御や、普段の動作・動きの指導、環境を調整することによって運動を制御していきます。
普段の姿勢や痛みは生活習慣に関係している為、何気ない動きが組織に小さな傷になり痛みや運動能力の低下へと繋がっていきます。
麻痺の方のリハビリでも、その方の体に合った手や足の動かしかたや、立ち方・歩き方を分析して正常な運動へと導きます。

 

SJF(Synovial Joints Facilitation)とは関節内運動学に基づく関節内運動及び関節の潤滑機構に基づく技術を用いて、関節内運動機能障害を治療し自動・他動における関節の動きを量的・質的に改善する治療的運動技術です。
関節内運動機能障害とは、病気による変形の無い、関節内運動の機能的な障害で、痛み、しびれ、晴れ、筋肉の緊張などを呈するものです。
関節運動では、逸脱した動きや制限を徒手的に修正し、運動を円滑にできるよう誘導します。

また、関節を良い状態へと動かすことで、筋肉への収縮も促通されます。
歩行や立ち上がりへ影響を与えている、関節・筋肉の動きを分析・修正を行い、正常な運動へと導きます。

 

リハビリ 両手杖から片手杖に

MSIアプローチ・SJFアプローチを受けた方のリハビリ体験記

立つときや歩くときに腰が痛くてたまりませんでした。腰痛のせいで長い距離が歩けなかったり、そもそも歩くことが億劫になっていました。しかし、こちらのリハビリを受けて、今では痛みなく歩けるようになり本当に驚きました。もっと早くこちらに来ていたら良かったと思いました。理学療法士のお二人も優しく親身に聞いて下さり、楽しくリハビリをすることができました。

 

ご利用者様のお声はこちら👇

https://www.aile-reha.com/archives/case/509

 

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理学療法士からのメッセージ

当施設では、施設内だけのリハビリだけでなく、体験からも自主トレーニングの指導を行います。
脊髄損傷では退院間近での症状の変化もあり、立てるようになってきた・ちょっと足が出るようになってきたというタイミングで退院する場合もあります。
エール伏見では残存機能など全身の評価を再度行い、皆様が満足いただけるようにリハビリを実施していきます。

また、退院後生活の不安などが新たに出てきた場合ではしっかりと相談に乗らせて頂き、不安が取り除けるように心理面からのアプローチも行います。

「入院時より運動量がへってしまい不安」、「少しでも自力で生活が行えるようになりたい」、「もっと気楽におでかけがしたい」という方は是非エール神経リハビリセンター伏見へお越しください。

患者様

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