朝、ベッドや布団から起き上がる時に、
「身体が重くて起き上がりにくい」
「起きた直後にふらつく」
「ベッドから立つ時が怖い」
「朝の動き出しに時間がかかる」
と感じる方は少なくありません。
起き上がりは、毎日行う基本的な動作です。
しかし実際には、寝返り、身体を起こす、足を下ろす、座る、立ち上がるという動きが連続して必要になります。
そのため、筋力やバランス、体幹の安定性が低下していると、起き上がりにくさやふらつきにつながることがあります。
この記事では、ベッドから起き上がりにくくなる理由と、自宅で気をつけたいポイント、リハビリで確認したい内容について解説します。
ベッドから起き上がりにくくなる理由
起き上がりにくさには、いくつかの原因があります。
① 体幹の力が入りにくい
寝た姿勢から身体を起こすには、お腹まわりや背中の力が必要です。
体幹の力が入りにくいと、上半身を起こす時に時間がかかったり、腕の力に頼りすぎたりすることがあります。
「手すりや布団を引っ張らないと起き上がれない」という場合は、体幹の安定性が関係していることがあります。
② 寝返りがしにくい
起き上がる前には、まず身体の向きを変える必要があります。
寝返りがしにくいと、横向きになれず、起き上がり動作が難しくなります。
特に、麻痺や筋力低下、身体のこわばりがある方は、寝返りの段階で困りやすくなります。
③ 足をベッドの外へ下ろしにくい
起き上がる時には、上半身を起こすだけでなく、足をベッドの外へ下ろす動きも必要です。
股関節や膝が動かしにくい方、足が重く感じる方は、この動作に時間がかかることがあります。
足がうまく下ろせないと、座った姿勢が不安定になりやすくなります。
④ 起きた直後にふらつく
寝ていた姿勢から急に起きると、身体がまだ十分に動く準備ができていないことがあります。
そのまますぐに立ち上がると、ふらつきや転倒につながることがあります。
特に、朝や夜間のトイレでは、眠気や暗さも重なるため注意が必要です。
⑤ ベッドの高さが合っていない
ベッドが低すぎると、立ち上がる時に足腰への負担が大きくなります。
反対に高すぎると、足が床につきにくく、座った姿勢が不安定になります。
ベッドの高さは、起き上がりや立ち上がりのしやすさに大きく関係します。

起き上がりで困りやすい場面
ベッドまわりでは、次のような場面で不安が出やすくなります。
・寝返りをする
・横向きになる
・上半身を起こす
・足をベッドの外へ下ろす
・ベッド端に座る
・立ち上がる
・歩き出す
これらの動作では、体幹の力、腕の使い方、足の動き、座った時のバランスが必要になります。
「歩くこと」だけでなく、起き上がりから歩き出しまでの流れを確認することが大切です。
リハビリで確認したいポイント
ベッドからの起き上がりを安全にするためには、身体の状態と環境の両方を確認します。
① 寝返りのしやすさ
まずは、寝返りがスムーズにできるかを確認します。
身体の向きを変えにくい場合は、腕や足の使い方、体幹の動かし方を練習します。
寝返りがしやすくなると、起き上がり動作も楽になりやすいです。
② 上半身を起こす力
横向きから上半身を起こす時に、どこに力が入りにくいかを確認します。
腕だけで無理に起きようとすると、肩や首に負担がかかることがあります。
身体の使い方を整理することで、少ない負担で起き上がりやすくなります。
③ 座った姿勢の安定性
ベッドの端に座った時に、姿勢を保てるかを確認します。
座った状態でふらつく場合は、すぐに立ち上がらず、姿勢が安定してから動くことが大切です。
④ 立ち上がりと歩き出し
起き上がった後は、立ち上がりと歩き出しも重要です。
立ち上がった直後にふらつく方は、足の位置、手の使い方、重心の移動を確認します。
「起き上がれるけれど、立った後が怖い」という方も、リハビリで確認できるポイントがあります。
⑤ ベッドまわりの環境
ベッドの高さ、手すりの位置、床の物、照明、室内履きなども確認します。
身体の状態に合った環境に整えることで、起き上がりや歩き出しが安全になりやすくなります。
自宅で気をつけたいこと
起き上がりや立ち上がりでの転倒を防ぐために、次の点を見直してみましょう。
・仰向けのまま起き上がろうとせず、まずは寝返りをする
・ベッドから足を下すなど起き上がりやすい工夫をする
・ベッドまわりに物を置きすぎない
・ベッドの高さが合っているか確認する
・必要に応じてベッド柵や手すりを検討する
・体調が悪い日は無理に急いで動かない
大切なのは、勢いで起き上がるのではなく、身体が安定してから次の動作に移ることです。
こんな時は専門家へ相談しましょう
次のような場合は、早めに専門家へ相談することをおすすめします。
・ベッドから起き上がるのに時間がかかる
・起き上がる時に身体が重く感じる
・ベッド端に座った時にふらつく
・立ち上がった直後に不安定になる
・夜中のトイレで転びそうになった
・家族の介助が必要になってきた
・手すりやベッドの高さをどう調整すればよいかわからない
起き上がりは、毎日の生活の始まりになる大切な動作です。
ここで不安があると、トイレ、着替え、食事、外出など、その後の生活全体にも影響しやすくなります。
早めに動作を確認することで、安全に生活を続けるための対策を考えやすくなります。
京都で起き上がりや自宅生活のリハビリを検討している方へ
京都市伏見区のエール神経リハビリセンター伏見では、退院後の生活動作や歩行不安に対して、理学療法士が身体の状態を確認しながらリハビリを行っています。
ベッドからの起き上がりに不安がある方には、
・寝返り
・起き上がり
・座った姿勢の安定性
・立ち上がり
・歩き出し
・ベッドまわりの環境
・手すりや福祉用具の使い方
・家族の介助方法
などを確認し、その方に合わせたリハビリ内容を提案します。
「朝、身体が動きにくい」
「ベッドから立つ時にふらつく」
「退院後の自宅生活が不安」
このようなお悩みがある方は、一度ご相談ください。
エール神経リハビリセンター伏見では、現在、特別体験も行っています。
よくある質問
Q. ベッドから起き上がりにくいだけでもリハビリの対象になりますか?
はい。起き上がりは、生活の基本となる大切な動作です。
起き上がりにくさがあると、トイレ、着替え、食事、外出などにも影響することがあります。
Q. 布団から起き上がりにくい場合も相談できますか?
はい。布団からの起き上がりは、ベッドよりも床に近いため、身体への負担が大きくなることがあります。
必要に応じて、起き上がり方や寝具環境の見直しも検討します。
Q. ベッド柵や手すりを使った方がよいですか?
状態によっては有効な場合があります。
ただし、位置や高さ、使い方が合っていないと十分に活用できないことがあります。
身体の状態と生活環境に合わせて確認することが大切です。
Q. 朝だけ身体が動きにくい場合も問題ですか?
朝は身体がこわばりやすく、動き出しに時間がかかる方もいます。
ただし、ふらつきや転倒の不安がある場合は、早めに動作を確認しておくと安心です。
まとめ
ベッドからの起き上がりは、毎日の生活の始まりになる大切な動作です。
起き上がりにくさには、体幹の力、寝返り、足の動き、座った姿勢の安定性、ベッドの高さなどが関係します。
また、起きた直後にすぐ歩き出すと、ふらつきや転倒につながることがあります。
安全に生活を続けるためには、起き上がりから立ち上がり、歩き出しまでの流れを確認することが大切です。
京都市伏見区で起き上がりや自宅生活に不安がある方は、エール神経リハビリセンター伏見へお気軽にご相談ください。
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