「最近、暑くなってきて疲れやすい」
「水分をあまり摂っていないかもしれない」
「高齢の家族が水を飲みたがらない」
このような場合は、脱水に注意が必要です。
脱水とは、体の中の水分が不足している状態のことです。
特に高齢者は、のどの渇きを感じにくくなったり、暑さに気づきにくくなったりすることがあり、脱水や熱中症につながりやすいと言われています。厚生労働省も、高齢者は暑さや水分不足に対する感覚機能、体の調整機能が低下しているため注意が必要としています。
この記事では、高齢者の脱水で起こりやすい体の変化や、暑い時期に気をつけたい水分補給のポイントをわかりやすく解説します。
脱水とは?
脱水とは、体に必要な水分や塩分が不足している状態です。
人の体は、水分によって、
- 体温を調整する
- 血液の流れを保つ
- 筋肉や内臓を働かせる
- 汗や尿として老廃物を出す
など、さまざまな働きをしています。
そのため、水分が不足すると、体の調子が崩れやすくなります。
高齢者が脱水になりやすい理由
■① のどの渇きを感じにくい
高齢になると、のどの渇きを感じにくくなることがあります。
そのため、体の中では水分が不足していても、
「のどが渇いていないから大丈夫」
と思ってしまう場合があります。
👉 暑い時期は、のどが渇く前に水分を摂ることが大切です。
■② 暑さを感じにくい
高齢者は、暑さに気づきにくいことがあります。
室内にいても、
- エアコンをつけない
- 窓を閉め切っている
- 厚着のまま過ごしている
といった状態になると、体に熱がこもりやすくなります。
熱中症は室内や夜間でも起こることがあるため、室温管理も大切です。環境省は、屋内ではエアコン等を適切に使用し、涼しい環境で過ごすこと、そのうえでこまめな休憩や水分・塩分補給をすることを呼びかけています。
■③ トイレを気にして水分を控えてしまう
「トイレが近くなるから」
「夜中に起きたくないから」
という理由で、水分を控えてしまう方もいます。
しかし、水分を控えすぎると脱水につながることがあります。
👉 トイレが心配な方も、日中を中心にこまめに水分を摂ることが大切です。
■④ 食事量が減る
食事からも水分は摂取しています。
暑さで食欲が落ちると、
- 食事量が減る
- 汁物を摂らなくなる
- 果物や野菜の摂取が減る
などにより、水分不足につながる場合があります。
脱水で起こりやすい体の変化
■① だるさ・疲れやすさ
水分が不足すると、体の働きが落ちやすくなります。
その結果、
- 体がだるい
- すぐ疲れる
- 動く気にならない
といった変化が出ることがあります。
「夏バテかな?」と思っていても、実は水分不足が関係している場合があります。
■② ふらつき・立ちくらみ
脱水になると、血液の流れや血圧に影響が出ることがあります。
すると、
- 立ち上がった時にふらつく
- 歩いていて不安定になる
- めまいのような感覚がある
といった状態につながる場合があります。
👉 ふらつきがある場合は、転倒にも注意が必要です。
■③ 頭痛・ぼんやりする
水分不足は、頭痛や集中力の低下につながることがあります。
- 頭が重い
- ぼーっとする
- 反応が遅い
- 会話が少なくなる
といった変化がある場合は注意しましょう。
■④ 食欲低下
脱水や暑さの影響で、食欲が落ちることがあります。
食欲が落ちると、さらに水分や栄養が不足しやすくなります。
- 食事量が減った
- 汁物を残す
- 飲み物をあまり飲まない
といった変化は、家族も気づきたいポイントです。
■⑤ 尿の色が濃くなる
水分が不足すると、尿の色が濃くなることがあります。
普段より尿の色が濃い、尿の量が少ないと感じる場合は、水分不足のサインかもしれません。
こんなサインはありませんか?
以下のような変化がある場合は、脱水に注意しましょう。

👉 当てはまる項目がある場合は、早めに水分補給や室温調整を意識しましょう。
水分補給のポイント
■① のどが渇く前に飲む
のどが渇いてから飲むのではなく、時間を決めてこまめに飲むことが大切です。
例えば、
- 起床後
- 朝食時
- 昼食時
- 入浴前後
- 外出前後
- 就寝前
など、生活のタイミングに合わせると習慣にしやすくなります。
厚生労働省の高齢者向け熱中症対策リーフレットでは、のどが渇いていなくてもこまめに水分・塩分を補給すること、1日あたり1.2Lを目安にすること、1時間ごとにコップ1杯、入浴前後や起床後も水分・塩分補給をすることが示されています。なお、水分や塩分の摂取量は、持病がある方などではかかりつけ医の指示に従う必要があります。
■② 一度にたくさんではなく、こまめに飲む
一度に大量に飲むよりも、少量ずつこまめに飲む方が続けやすいです。
コップ半分〜1杯程度を、時間を分けて摂るようにしましょう。
■③ 汗をかいた時は塩分も意識する
大量に汗をかいた時は、水分だけでなく塩分も失われます。
- 汗をたくさんかいた
- 暑い場所に長くいた
- 食事が十分に摂れていない
という場合は、水分だけでなく塩分補給も意識しましょう。
ただし、高血圧・心臓病・腎臓病などで塩分制限がある方は、自己判断で塩分を増やさず、医師の指示に従ってください。
■④ 飲みやすい形で用意する
水だけで飲みにくい場合は、無理に水だけにこだわる必要はありません。
例えば、
- 麦茶
- 白湯
- スープ
- 味噌汁
- ゼリー飲料
- 果物
なども、水分補給のきっかけになります。
ただし、糖分の多い飲み物を多く摂りすぎることには注意しましょう。

室内でも脱水・熱中症に注意
「外に出ていないから大丈夫」と思っていても、室内で脱水や熱中症が起こることがあります。
特に、
- エアコンを使っていない
- 室温が高い
- 風通しが悪い
- 厚着をしている
- 水分を摂っていない
場合は注意が必要です。
室温計を置き、室温を確認する習慣を作るのもおすすめです。
家族が気づきたい変化
高齢者本人は、脱水に気づきにくいことがあります。
家族や周囲の方は、以下のような変化に注意しましょう。
- いつもより元気がない
- 食事量が減った
- 飲み物が減っていない
- 会話が少ない
- ふらつきがある
- 尿の回数が少ない
- ぼーっとしている
👉 「いつもと違う」と感じたら、早めの対応が大切です。
よくある質問
Q. のどが渇いていなくても水分は必要ですか?
A. はい。高齢者はのどの渇きを感じにくいことがあるため、時間を決めてこまめに水分を摂ることが大切です。
Q. 水だけを飲めば大丈夫ですか?
A. 基本的な水分補給は大切ですが、大量に汗をかいた時や食事量が少ない時は塩分も不足しやすくなります。持病がある方は、医師の指示に従ってください。
Q. 室内でも脱水になりますか?
A. はい。室内でも室温が高い、水分を摂っていない、風通しが悪い場合は脱水や熱中症につながることがあります。
まとめ
高齢者は、のどの渇きや暑さを感じにくく、脱水に気づきにくいことがあります。
脱水になると、
- だるさ
- ふらつき
- 頭痛
- 食欲低下
- 尿の色の変化
などが起こる場合があります。
暑い時期は、のどが渇く前にこまめに水分を摂り、室温管理も意識しましょう。
小さな変化に早めに気づくことが、体調不良や転倒予防にもつながります。
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